10月17日、仙人の家でミミさんの「快気祝い」のパーティが開かれました。大勢の仲間が駆けつけて来ました。
それにしても、参加者のみなさんは、これからリハビリはまだ続くといっても、1か月未満で退院したミミさんの回復力の強さに驚かされたと一様に話していました。
それに、今回の出来事で、改めて地域力の強さ、仲間の強い絆を感じ取りました。
パーティに参加した社協の大賀さんの話によると、ミミさんはケガをしたとき、仙人のこと、お店、仙人の家のこと、そして、自分のことに不安を感じて、いち早くSOSを社協に発信したそうです。
その結果、瞬く間に社協の大賀さんや佐藤さんは地域包括の井手さんたち職員の方々に連絡をとってタッグを組み、支援するボランティアの人びとを集め、入院翌日にはバックアップ・支援体制を組織しました。そして、ミミさんの入院期間中、仙人が一人ぼっちになってしまうため、介護保険のこと、食事の宅配サービスのこと、デイサービスのこと、お店の運営のこと、更には新聞の配達の一時ストップなどなど、たちまち手配をしたそうです。
大賀さんが言われたこと、「困ったことが起きたら、とにかくSOSを発信してください」ということだった。多くの人が(社協や包括を知らない人もいるけれど)体裁や遠慮などからSOSを出さない方が多いけれど、遠慮なく言って来てほしいと。知らなければ、社協も包括も何も手を貸せないのだからと。
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なお、大賀晴江さんは西東京市社会福祉協議会地域福祉課「ほっとネットステーション(保谷ステーション)」の推進責任者、井手知子さんは新町地域包括支援センターの管理責任者です。このお二人の迅速な対応が高く評価され、ミミさん、仙人から深い感謝がありました。
天災や災害などの場合のみならず、普段の生活の中で何がおきるかわからないとき、地域力が結果を左右する、ということを学んだ出来事でした。
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